週末にハウス周辺の草抜き作業中
父親がサビた鉄の塊を指さし
「うれー爆弾の破片やさ」。
それまではどの草が抜きにくいだとか
他愛のない話をしていたとこから一転。
沖縄の苦難の歴史が
ふいに日常に現れ出た気がしました。
のどかに農作業をしている場所から
場違いのような爆弾の破片。
沖縄の背負っている歴史を
感じずにはいられません。
「過去に目を閉ざす者は現在にも盲目であり
未来も同じ過ちを犯すだろう」
ドイツの大統領だったワインゼツガーの言葉です。
日々の生活に追われていると
歴史や大局的なことを忘れがちになります。
今回の出来事はそういう私達に
「忘れてはいけないことがある」
と伝えているようです。
歴史を直視し、未来に向けて
今何ができるか。考えて行動していきましょう。
伊波